Brazeを効率的に使うための事前準備と他社参考事例

Brazeを効率的に使うための事前準備と他社参考事例

Brazeで成果を出すための事前準備や他社事例について紹介します。Brazeの導入にあたり、どのようなことが必要なのか気になる方はぜひご覧ください。
Clock Icon2022.05.10

この記事は公開されてから1年以上経過しています。情報が古い可能性がありますので、ご注意ください。

多くの企業様がBrazeを使って様々な成果を出していますが、ただBrazeを導入しただけではもちろん成果が上がるわけではありません。 今回の記事では成果を出す上で事前に準備をしておいたがいいことや参考となる他社事例などについてお伝えします。

課題の明確化

Brazeを導入する前に事前に把握しておきたいのが「課題の明確化」です。
Brazeで成果を出されている企業様の多くは、事前に現時点での企業課題を認識しており、その解決策のツールとしてBrazeを導入しています。
「課題の明確化」が出来ていない場合、そもそもの成果としての結果がきちんと把握出来ず、費用対効果なども曖昧のままツールを使い続けることになります。
Brazeを導入した後の成果を測る上でも、事前に「課題の明確化」の認識合わせなどは組織内でしておく必要があります。

参考:Braze導入時の各企業の課題と成果

企業 課題 成果
blablacar メールでの効果的な顧客アプローチの検討 開封率最大24%up
Showmax 無料トライアル後の有料会員継続率とウィンバック率向上 有料会員数の204%up
継続率71%up
ウィンバック率12%up

シナリオ設計(カスタマージャーニー)

Brazeを最大限に活用する上で必要となってくるのが「シナリオ設計(カスタマージャーニー)」です。

「どのユーザーにどのタイミングでどのようなアプローチを仕掛けていくのか」

Brazeを利用する際には、このようなシナリオ設計を行い、パーソナライズした戦略を組み立てることが非常に重要になってきます。
シナリオ設計については導入以前に必ずしも決めておく必要はないですが、最適なシナリオ設計を構築していくことがBrazeを最大限有効活用することにつながります。
シナリオ設計に必要なデータの要件定義などについては、導入後のオンボーディングでBraze担当者と詳細のお話をさせていただきます。

参考:他社のシナリオ設計に基づく施策

オーディオブックの事業を展開するStorytelではBrazeのコンテンツカードとカスタマージャーニーを構築したキャンバスを使い、150万人の契約者を獲得しました。
具体的な施策については以下をご覧ください。

組織体制

Brazeの効果を最大限高めるために組織体制の見直しを行う企業様もいらっしゃいます。
以前こちらの記事で紹介したアイスタイル様はBrazeを使う上で、組織体制の見直しも行い、アプリMAU150%増の成果につなげました。

Brazeを有効活用するためには、日々の分析や効果検証などPDCAサイクルを絶え間なく回し、都度効果の高い施策に落とし込んでいく作業が必要です。
そのような運用体制を整える組織作りもBrazeを最大限に活用するうえでは非常に有効となります。

外部ツールとの連携

サイトやアプリにSDKを埋め込めばBrazeにユーザー情報が蓄積できるようになりますが、既にDWHなどで蓄積しているユーザー情報などをBrazeで活用したい場合はDWHとBrazeを連携させることで利用可能になります。
snowflake
DWH以外にもBrazeは様々なツールと連携させることが可能です。
すでに自社で導入しているツールやこれから導入を検討しているツールとBrazeが連携できるかを確認したい方は以下よりご確認ください。

また他社事例で位置情報ツール「Radar」とBrazeを連携させたバーガーキングの施策があります。
詳細についてはこちらよりご確認ください。

Brazeをご検討中の企業様へ

クラスメソッドではBrazeの導入に関して様々なサポートを行っており、またBrazeと連携可能なツールについても取り扱いをしております。
今回の記事でBrazeが気になった方はぜひお問い合せください。

Share this article

facebook logohatena logotwitter logo

© Classmethod, Inc. All rights reserved.